2019年08月20日
88佐賀明神丸が朝釣りカツオを水揚げ
お盆休みも終わって、普段通りの通常業務に入った勝倉漁業です。 先週末まではかなり気温が高かったけれど、昨日あたりから朝晩は涼しい空気になってきて、だんだんと秋の雰囲気になってきました
気仙沼港を基地に操業を続ける近海かつお一本釣り漁船団は、お盆を前後して一週間ほどの夏季休暇に入る船がほとんどで、港町岸壁には艫付けでずらりとカツオ船が並んでいてある意味壮観な光景
今年春先には南の海域で操業し勝浦港を中心に水揚げをおこない、徐々に漁場を北にあげて今は三陸沖から北海道沖と広く探索しながら気仙沼を中心に操業する佐賀明神丸各船も、他船よりも遅いタイミングでの夏季休暇に入るとの情報もあって、乗組員の皆さんもどこかにこやかな表情です
そんな中、気仙沼から25マイル、2時間ほどの気仙沼沖で早朝にカツオを釣ったと88佐賀明神丸から連絡があって、前日漁獲の「新口」に加えて、今季初めて「本日物」のかつおが水揚げされました
さっきまで大海原を泳いでいたカツオだけにこれ以上ないほど鮮度抜群で、水揚げで魚体を触るとまだプリプリしててまるで生きているような感じがして。 さすがに朝釣りたてのカツオは違いますね
あさ7時までに水揚げ数量を確定して魚市場に情報を掲示しなくちゃならないルールになっているので、ギリギリの時間まで釣り続けて気仙沼に向けたそうで、時間の制限がなければもっと多い数量を釣れたのかも。 貪欲にカツオを追って漁獲する佐賀明神丸船団の意気込みにはほんと感心します
一時は今年の気仙沼のカツオはどうなってしまうんだろうって心配されましたが、順調な漁模様に支えられて数量を大きく伸ばしている。 でもこれを当たり前だって考えちゃいけません。 操業各船の日々の奮闘と乗組員のご苦労に感謝の気持ちを忘れずに、生鮮かつおを取り扱っていかねばなりませんね
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:53