宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年10月10日

生鮮かつおの水揚げが減少傾向に

生鮮かつおの水揚げが減少傾向に
台風19号の接近を予感させるかのように、きのうは結構風が強くって、このぶんだと相当荒れ模様になるなと思ったけれど、その風も今朝はおさまって、秋晴れのいい天候になった気仙沼港です icon01

だけれども、天気がいいだけに放射冷却でしょうか、気温が一段と冷え込んで、そろそろ最低気温が10℃を下回る日も出てくるんじゃないかと思うほど。 魚市場の職員の皆さんも本当にご苦労様です 雪

三陸沖の生鮮かつお漁は、旋網船が操業を切り上げたことによって、今週は一本釣り漁船による水揚げだけになりました。 それでも一隻当たりの漁獲数量はこれまでに比べて大きく数量を減らしていて、昨日は21隻で90トンほど、きょうは5隻で20トンほどと、かなり少ない水揚げになってきています 船

生鮮かつおの水揚げが減少傾向に生鮮かつおの水揚げが減少傾向に
船頭さんや餌買いさんからお話を聞くと、沖で操業する遠洋かつお一本釣り漁船は結構いい漁模様だそうで、近場の漁場は群れは見えるものの餌付きが悪く漁獲に繋がらない。 いちばんの心配は活餌の確保がだんだんと厳しくなってきたことだそうで、各船に数量限定での供給となっているとの事 汗

餌の確保さえ大丈夫なのであれば、今季は遅い時期まで釣らせてもらえるんじゃないかと、期待させてくれるようなお話をしていましたが、その通りになってくれること心底期待したいです。 勝倉漁業関係船ではきのうは4隻、きょうは3隻の入港があって、早朝5時前からの入港船・水揚げ対応でした 花丸

漁場によっては8~9㎏ものの「特大2号」っていう超大型カツオがほとんどの船もあって、きのう今日は入荷量が少ない事もあって、特大・大・中サイズなどは結構な高値での取引となってきています !

今週末にかけては、台風19号を警戒しての避難入港が相次ぐことが予想されていて、気仙沼港がカツオ船でいっぱいになりますね。 各船の皆さんには、くれぐれも気を付けて帰港してほしいと思います face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:07

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生鮮かつおの水揚げが減少傾向に