2019年11月12日
83佐賀明神丸の戻りガツオ水揚げ
静岡県清水港でおこなわれた第7勝栄丸の冷凍運搬船によるマグロ類の水揚げを終えて気仙沼に戻ってきました。 一ノ関で新幹線を降りると、きりっと引き締まる気温が感じられて心地いい感じです
Facebookなどの投稿をみると、山沿いの観光地はどこも紅葉が真っ盛りのようで、カメラを片手に写真撮影にでも出かけたいところですが、なかなか時間がとれないのが痛い。 仕事最優先ですから
いま終盤戦を迎えている生鮮かつお漁は、気仙沼を基地にして20隻ほどの船が操業を続けていて、沖よりの海域での漁獲が続いています。 今年はかつおの脂ののり具合がハンパじゃなくって、すごく身質も良くて美味しいカツオが連日水揚げされているから、私も朝からカツオの刺身を食べたりして
週明けのきのうは、第83佐賀明神丸さんが入港して早朝からの水揚げでした。 6隻の入港で93.5トン、この時期としてはまずまずの数量だと思いますね。 3㎏に近い中サイズが9割を占める組成。 南ア・ケープタウンへの出張から帰国した営業部長も、カツオ船の水揚げ現場に元気な姿を見せました
朝方に入港した三重の光栄丸さんと宮崎の15事代丸さんは前日漁獲の新口も。 船頭さん方によると沖にはまだまだカツオの群れが見えるから、時化さえなければもうしばらく続いてくれると期待しています。 今週の漁場付近は時化が断続的に続く見込みなので、各船ともに気を付けて頑張って下さい
そして一方のサンマは、10月末の状況は昨日のブログでお伝えしましたが、魚群が南下して各船ともにある程度まとまった漁も見え、浜値も好相場が続いているので、いい群れにあたった船は大きく水揚げ金額をのばしてきています。 きのうは4隻で143トン、今日は7隻で294トンが水揚げされました
もうすでに「けあらし」が見られるようになって、朝晩だけではなく日中の気温も涼しさを通り越してほんと寒くなってきた気仙沼港です。 関係者の皆さん、体調管理に気を付けながら頑張っていきましょう
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:29