2020年01月14日
令和2年の御崎神社例大祭
気仙沼は漁業・水産業を基幹産業とする港町。 気仙沼市の震災復興のキャッチフレーズは「海と生きる」っていうだけに、海のお仕事と気仙沼の経済は切っても切れない非常に重要な関係にあります
東日本大震災にて気仙沼の沿岸部も甚大な被害を受け、あれからまもなく9年が経とうとしているなか、各企業の事務所や倉庫、水産加工場や冷蔵庫などが続々と再建され、活気が戻りつつあります
気仙沼湾に目を移せば、市民の長年の悲願であった大島大橋が昨年開通し、大島と気仙沼市内が陸続きとなって、大島にとっても新たな可能性がでてきたように思えます。 そして三陸自動車道の延伸によって、気仙沼湾にまもなく2本目の橋が開通する。 今年は大きく変わっていきそうです
海を中心に経済を形づくる気仙沼の、新年を迎えての恒例行事となっているのが、唐桑半島の先端にある御崎神社の例大祭、どんと祭で、今年も例大祭に出席すべく唐桑に向けて車を走らせました
社務所で受付を済ませて社殿に赴くと、漁業会社の方々や船頭さんの奥さん方など、新年のご挨拶を交わして神事が始まるのを待っていると、太鼓の音が響き渡り神事の開始が告げられました
神主さんによる祝詞奏上に続き、出席者めいめいによる玉串奉天。 所有各船の航海安全と大漁、商売繁盛と社運隆昌、家内安全に交通安全など、御崎神社の御神体を前にして願い事を捧げました
御崎神社の参道にはたくさんの出店がでていて、「はじき猿」っていう縁起物のお店に毎年立ち寄って購入することにしているんですが、実は勝栄丸の機関長さんのご家族が作製して販売しているお店もあって、今回もたくさんサービスしていただいちゃいました。 今年もどうぞよろしくお願い致します
この「はじき猿」は、厄や災いをはじき去るって言い伝えられていて、一年でいちどこの御崎神社の例大祭の日にしか入手できないとってもレアなアイテム。 事務所にそして自宅に一年間飾って、ご利益にあずかろうと思います。 今年の御崎神社の例大祭は例年に比べて比較的暖かくてよかったです
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:03