宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年03月11日

第57辰巳丸が西経漁場へ出港

第57辰巳丸が西経漁場へ出港
今日で東日本大震災から丸9年となりました。 お亡くなりになられた多くの方々のご冥福をお祈りいたします。 復旧・復興に向けて、これからも頑張っていきたいと思いますので、皆さまどうぞ宜しくお願い致します。 勝栄丸ブログも10年目となって、これからも情報を発信し続けて参ります m(__)m

インド洋そして太平洋などの漁場から気仙沼に帰港して、次の航海に向けて出漁準備をおこなうマグロ船で仕込み岸壁はいっぱいの状態。 各船ともに順番に作業予定を組んでの対応となっています いかり

見た目では広い気仙沼の湾内ですが、大型船が係船できる岸壁ってそれほど多い訳ではなく、昨年末に切り上げて長期係船中のたくさんのサンマ漁船が7~8割がたのスペースを占有しているので、残りのスペースを順繰りにマグロ船が使っている状況です。 岸壁確保の問題は今後なんとかしなければ 汗

2~3か月を超えての長期係船となるサンマ漁船団の皆さんには、港町の岸壁をある程度あけてもらうことも検討してほしいですし、鹿折地区の旧ヤヨイ工場前に横付けで抱き合わせ係船の案なども検討する余地ありだと思います。 この状況ではまき網船やカツオ船の誘致にも支障が出てきますから タイ

その港町岸壁のカメイ前で出漁準備していた福島県いわき船籍の第57辰巳丸さんが出港とのことで見送りに行ってきました。 雨の中にもかかわらず、本船前にはたくさんの関係者が集まっていました 音符

3社が合併し、(株)漁福としてスタートを切った辰巳丸さん。 二隻ほぼ同時の新船建造をおこなうなど、遠洋マグロ漁業に積極的な動きを見せています。 出港前の作業甲板に日本人船員、インドネシア船員、そして関係者が一堂に会しての出港式。 吉田社長さんのあいさつによって乾杯となりました 花丸

気仙沼を出港後には海外基地を経由して太平洋の東側・西経漁場に向ける本船です。 長期航海になるとの事なので、くれぐれもお体に気を付けて、大漁満足の航海でありますようにお祈りいたします 船

57辰巳丸さんが出港してあいた岸壁には間髪入れずに58豊進丸さんが着岸。 これから出漁準備をおこなうとの事で、こうして皆さん協力して作業予定を組んでいるんだということがわかります。 勝栄丸が帰港する頃にも、同様の岸壁事情になることが予想されますので、皆さんご協力のほど宜しくです face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:40

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