2020年04月03日
南が丘の社有物件を視察
東日本大震災からこの3月で9年が経って、気仙沼市内の様子もだいぶ様変わりしてきました。 それでもまだ港周辺には空き地が目につき、復旧・復興の途上だっていうことがよくわかりますね
震災で家を流失した方々などのために提供された仮設住宅も、ピーク時には8000人以上も住まいしたものが、この3月下旬をもってすべての入居者が退去したとの報道がありました。 新居に移り住んだ方、民間の賃貸住宅や公営住宅などに移った方、または市外に転居された方々などさまざまなのでしょう
この新型コロナウイルスの問題で、インドネシアから気仙沼に呼び寄せる船員などは、14日間の経過観察として船室やホテルなどで待機することになっていて多額の費用が問題となっています。 そこで退去済みの仮設住宅をインドネシア船員の短期滞在場所として利用できないかとう案があがりました
まさに緊急事態下であるので、北かつ組合から気仙沼市水産課に問い合わせ、利用させてもらうことはできないかと確認していたところに、こんどは日本外務省からインドネシアを入国拒否の対象国に加えるとの発表があって4月3日からの入国ができない模様で、この案もひとまず棚上げになってしまいました
そして、インドネシア船員の宿泊先候補っていうことではないけれど、南が丘にある勝倉漁業の社有物件を視察しに行ってきました。 梅の花でしょうか、桜の開花前にひと時のちょっとしたお花見気分です
先日まではさまざまな方々に永続的に利用して頂いていた南が丘の社有物件。 これからどのような利用方法があるのか考えながら室内を点検して回って。 すぐにでも住めそうないい状態に安心しました
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:07