2020年07月05日
第1勝栄丸の船体塗装がほぼ終了
新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の終息がまったく見通せないなか、日本でもまた東京を中心にだんだんと新規感染者が増えてきた傾向にあって、ほんとうに厄介なウィルスだなあって思います
先日もお伝えしましたが、北大西洋での漁業基地スペイン・ラスパルマス港へは、日本人そしてインドネシア人船員ともに空路渡航が可能となった模様で、係船中の船も動き出すとの事、一歩前進です
一方で、カーボベルデ共和国ミンデロ港では依然として外国人の渡航が禁止となっていて、南アフリカ・ケープタウンでも少しずつ経済活動が再開した模様ですが、国際便の運航はまだ先の見込み。 インドネシアのバリ島でも日本人船員の乗下船はまだできず、ペルーやパナマでも厳しい制限が継続中
そんな世界の関係国・諸港の状況の中、勝倉漁業が所有する勝栄丸各船は、海外基地でのドック・係船から計画変更して、5月から6月にかけてすべてのマグロ船が日本に、気仙沼へと帰港しました
みらい造船でのドックを終えた第127勝栄丸が先日下架、そして続いて第7勝栄丸が上架しての船体整備中。 対岸の宮城県造船には第1勝栄丸がドック中で、スケジュールの合間に現場へと出向き、工事の進捗状況を確認しに行ってきました。 サンドブラスト施工後の塗装作業はほぼ終わりです
このところの梅雨の天候、時折雨がふるようなこの1~2週間のなかで、天気を見ながら土日も返上して対応して頂いた塗装業者さん、ほんとうにお世話様です。 船体塗装はもうすぐ終わるけど、発注した工事内容がちょっと遅れ気味なので、ドックからの下架予定がのびのびになって週末になりそう
船体へのサンドブラスト施工した砂が船体下に確認でき、この残砂を処理するのもまたお金がかかる。 足場設置といい、砂の処理といい、環境や安全へのコストが年々増えてくるのも頭が痛いですね
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:37