2020年07月26日
オープンから一周年を迎えた「みしおね横丁」
東日本大震災で壊滅的とも思える被害を受けた三陸沿岸そして気仙沼。 震災から10年目となって被災地域の復旧はだいぶ進んではきたものの、いまだ復旧・復興の途上にあるのは確かな現実です
それでもこの9年の間、それぞれの分野・お仕事・生活の中で必死に再建を図ってきて、その成果がここにきて少しずつ形になってきて、かつての気仙沼とはまた違った顔の水産都市になりつつあります
新しく整備された水産加工場や冷蔵庫、みらい造船に象徴される気仙沼の造船業界の再編、漁業界においても協業化が始まり、内湾の新しい施設・景色や魚市場前の整備など。 気仙沼湾横断橋も年末には開通する見込みなので、水産都市としての魅力がますます大きくなっていくんだろうなと思います
そんな中にあって魚市場前に昨年完成した「みしおね横丁」は、市民や観光客の新たな憩いの場になっていて、このたび一周年を迎え盛大にイベントが開催されました。 一周年おめでとうございます
気仙沼港に入港する乗組員のために震災で無くなった銭湯を復活させた鶴亀の湯。 鶴亀食堂やインドネシア料理WarungMahal、沖縄料理Ten(T)、メキシコ料理Cheerseers、ラーメン成道、BAR「PRISM」、漁船に乗船している船員や陸上で働くインドネシア人のためのお祈りの場もあるみしおね横丁
連休中に3日間にわたりおこなわれた一周年イベントでは、テラス席や店内などで各店おすすめのお料理やお酒を仲間と一緒に楽しむ様子や生演奏によるミニライブなどもあって、たくさんの知り合いの皆さんの顔も見れてほんとうによかったです。 ここまでみんなで作り上げたんだからたいしたものですね
気仙沼へのアクセス道も整備され湾内が一体的に開発されてくると、こうした市内の施設がそれぞれに魅力を発信することがますます重要になってくる。 2年目のみしおね横丁にも大いに期待しましょう
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:17