宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年09月26日

船員部会でもサンマ不漁が話題に

船員部会でもサンマ不漁が話題に
台風12号が温帯低気圧にかわり、大きな被害もなくてほっとした週末の気仙沼。 台風の予想進路がだんだんと東にずれていって、三陸沿岸から少し離れたから、それもかなり大きかったと思います 雨

月にいちど仙台の合同庁舎で開催される東北地方交通審議会の船員部会に臨時委員として選任されてここ数年間出席してきました。 東北地方の船員の雇用情勢、求人や求職数の推移、最低賃金、船員に関するさまざまな情報交換をおこないながら、雇用環境を改善することを目的としているんです タイ

昨日の船員部会でもサンマの不漁について、委員そして事務局からも話題提供があって、漁業種ごとの求人・求職数の変化にも目を光らせておかなければならない、そんなシーズンオフになりそうとの事 ブック

サンマ漁に関してはまだ漁期が始まったばかりで、これから漁模様が回復してくるかもしれない中で、こんな会話が交わされるのですから、このサンマの不漁・凶漁による船員の雇用環境への影響を各委員が心配するのもわかる。 委員そして事務局の皆さん、来月の船員部会も宜しくお願いします 船

例年ならばとっくに初さんまの水揚げがおこなわれているはずの気仙沼ですが、今年はいまだに水揚げがゼロで、いったいいつになればサンマが水揚げされるのかまったく予想がつかない状況。 北海道の道東・花咲港にも、多くて1日に100トンほどの水揚げしかなく、今日などはたったの8.5トンだけ 汗

ロシア水域にサンマが来遊していので、各船ともに遠く東の公海上での操業となっていて、毎日の情報をチェックしているけれどまとまった漁獲がほとんど見られずに各船ともにかなり苦戦しているのが分かります。 漁期前の予想で、厳しい漁模様が伝えられていましたが、ここまでサンマがいないとは。。。 いかり

気仙沼市内の観光施設でも、いまの時期はカツオと並んでサンマがばんばん売れているはずなのに、今年は昨年水揚げされた冷凍さんまを解凍したものの販売が中心で、来年はこの冷凍さんまもなくなってしまうのではないかとちょっと心配。 解凍さんまが200g、今季のサンマは100g、なんか複雑です face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:36

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