2020年10月16日
船頭さんと冷凍餌料サンプルを検品
日本からパナマ運河を通過して大西洋へと入り、さらに漁場を北に移して北東大西洋アイルランド沖のクロマグロ漁場にて操業中の第1勝栄丸と第127勝栄丸。 ここまで順調な漁模様で推移しています
例年この10月の時期は、大西洋クロマグロの盛漁期にあたり、もっとも身質が良く脂のりもある最高級のクロマグロが漁獲されるということもあって、この10月にあわせて多くの日本船がこの漁場を目指す。 今年も最高品質のクロマグロが順調に漁獲され、早期に漁獲枠が終了し、帰港できるといいですね
このコロナ禍の状況でありますから、事故や怪我無く安全を第一に操業をおこなうことはもちろんの事。 関係業者や海外の代理店などのサポートを受けて操業する両船をよろしくお願いします
一方で、日本に帰港中の第123勝栄丸は、みらい造船への上架もすませ、乗組員の皆さんはそれぞれにゆっくりと休暇期間に入っていますが、船頭さんや幹部船員の皆さんには、さまざまな確認事項や打ち合わせなどでご足労願う場面も多く、毎日のように顔をあわせてのお仕事となっています
そんなタイミングで、次の航海に使用する餌の検品作業をおこなって、私なりに考えて選んだ餌を最終的には船頭さんにも見てもらって決定する、そんな流れでの冷凍餌料の手配となっていますね
アルゼンチン水域の松イカ、中国やベトナム産のムロアジ、日本各地で生産されるイワシなど。 その漁場で漁獲対象となるマグロの特性、サイズなどにあわせ、数種類の冷凍餌料を手配していくんですが、かなり前広なタイミングで手配をかけていくのが常のルーティン。 今回も2か月前の手配です
納入業者が取り寄せたサンプル、大量に搬入されたロットごとの検品など、いろいろなケースがあって、その品質も納得できるものから首をかしげるものまで様々。 早め早めに手配をかけて正解でした
123勝栄丸への気仙沼での餌料積み込みは、いまのところ12月初めから上旬頃の予定。 はっきりと決まったら業者の方々へ直接お知らせしますので、もう少々おまちください。 今回もよろしくです
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:27