2012年04月11日
排水処理の勉強会
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた気仙沼
これから水産関連施設の復旧をおこなっていく計画の中で、排水処理施設をどうするかが問題となっています。そこで、気仙沼漁協主催の勉強会が開催されました。
それぞれの工場に併設してあった排水処理施設、または公共の終末処理場が使えない状況の中で、新工場などを立ち上げるのにあわせて、新たに排水処理設備を設備しなおさなければならないことが問題となりつつあります。
自前の処理施設を持つのか? それとも終末処理施設を待つのか?
みなさん、事業を再開したくても、以前の場所には建築制限がかけられ動き出せない状況で、さらに排水処理の問題も出てきて、スピードとコストに頭を悩ませているようです。
震災以降、大目に見られていた排水処理。ここにきて行政の監視も厳しくなったとのこと。まあ、当然でしょうねえ。
最近、いろいろな説明会やら勉強会に出席する機会が多いのですが、気仙沼の現状としては、まだまだ復旧へのスタートラインにも立っていないなあという感じです。
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:41