2013年07月24日
ジャカルタ漁港にて
インドネシア・ジャカルタ滞在中に、漁港の視察に行ってきました
市内から距離的にはそれほどではないけれど、渋滞の影響もあって約1時間ほどかかり到着
広い港には、何重にも係船された漁船・漁船・漁船。 いったい何隻あるんだっていうくらいのローカル船です。 ほとんどが木造船ですが、中には写真のような元日本船?っていう船もチラホラ
以前気仙沼にあった三政水産の天祐丸が HASLINDO No,5 という名前でまだ動いていたのには驚きです。 さすがにもう船齢30年をとうに過ぎているこの船は、聞くところによれば運搬船として売却するのだとか
港では木造のローカル船からの水揚げも行われていて、冷凍のサワラが大量に水揚げされていました。中には黄肌マグロなどを持ってきた船もあって、巻き網での漁獲だとか。 こんな木造船にも冷凍装置が設備されているんですね !
凍結状態は決してよくはありませんが、これでもちゃんと食料として流通するのですから、ちょっと考えさせられるところがありますよね 日本船の超低温の刺身マグロをもっとアピールしなくちゃ。
ジャカルタ港にはちょっとしたドックもあって、200トンまで吊れるクレーンが設備され、ちょうど岸壁にいるときに下架が行われていて、木造船を軽々と吊り上げて海に戻していました
あぁ~、こうやってドックしてるんですね。
初めて見る光景だったので、インドネシアのドック事情がちょっと分かったような気がします
船の数といい、働く人の野性的な所といい。。。 こっちも負けていられません
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 17:48