2014年06月24日
冷凍餌の検品作業
いよいよ、123勝栄丸の出港に向けた準備作業も最終段階となってきました
気仙沼の朝日町にある冷蔵庫で、餌を供給してくれている取引先が保管中の冷凍餌の検品作業をおこないました。 検品しながらつぶやいた船頭のコメント「この作業がはじまると出港モードになってくるんだよなあ」って。 陸上にいる我々の心境とはまた違って、ほんとそうなのかもしれません
パレットごとに、ランダムに選択して中身を検品していきます
凍結状態、鮮度、サイズ、大きさのばらつきなど、延縄漁に使用する餌の仕入れにはものすごく神経を使います。 いつも素晴らしい品質の餌だけを吟味して紹介してくれるので、安心して購入・使用できますね。 ほんとありがとうございます
いま遠洋まぐろ漁で使用する餌はほとんどが外国産
イカはアルゼンチン沖で台湾や中国の船が獲ったもの。 イワシは北米オレゴン・アストリア産。 ムロアジはベトナムや中国産が中心。 毎年毎年、産地の状況が大きくかわるので、まぐろ以外にもアンテナを張っていないと、この商売はなかなかうまくいかないのも事実
こうした取引先の皆さんのおかげで遠洋まぐろ漁業ができてるんだなあって改めて実感する瞬間です
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:46