2014年10月22日
けあらし・・幻想的な気仙沼港
10月も下旬となって、気仙沼港の秋も深まってきました
早朝の湾内には、この時期になると気仙沼港の海面に発生する「けあらし」も見られるようになって、時として幻想的な風景を醸し出してくれて、思わず時間を忘れる瞬間です
海面を覆いつくす「けあらし」と、黄金色に染まる湾内の風景・・・ 本当にすごくきれいです
先週までの二週続けての台風明けに気仙沼港をいっせいに出港し三陸沖の漁場に向けた各船は、長めの航海から徐々に戻り始めていますが、各船とも厳しい漁模様となっています
中には、三陸沖の漁場を離れて南の海域に向かう船、または航海を切り上げて今シーズンの操業を終える船が出てくるなど、例年に比べて1か月ほども早い切り上げの声
きょう魚市場で生鮮カツオの水揚げの対応をしていると、地元新聞社の記者さんたちがカツオの漁模様についての取材をしていました。 この気仙沼にとって生鮮カツオの水揚げは、地域経済を左右する大切な商材。 記者のみなさんも気がかりなのでしょう。 関係船には少しでも遅い時期まで、そしてたくさん水揚げしてもらいたいです
秋が深まって「けあらし」がみられるようになると、冬がもうすぐそこまで来ているのかもしれませんね
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:07