2015年05月13日
鰹一本釣り船の初水揚げ
一昨日の巻き網船・第16大師丸による生鮮かつおの初水揚げに続いて、きょうは近海かつお一本釣り漁船が気仙沼に今シーズン初入港し、早朝からの水揚げとなりました
かつお一本釣り漁船のトップを切って気仙沼に水揚げしたのは、三重県の第27源吉丸さん。 毎年トップクラスの水揚げを続けている優秀なかつお船で、さすがに乗組員のみなさんも元気がよくって若いこと
前日に銚子沖で漁獲した「新物」のカツオや、黄肌やビンチョウなど合計約17トン。 早朝の気仙沼魚市場はカツオ一本釣り漁船の水揚げを待ちわびたたくさんの買受人の方で賑わっていました
6時半から気仙沼市の歓迎セレモニーがあるっていうので待っていると、岸壁がグラグラと揺れだして、地震だ!地震だ!の大騒ぎ。 東日本大震災の時は、岸壁が海中に沈んだところもあったので、急いで建屋内に避難したけれど、こんどは津波が心配になってきて4年前のことをまた思い出してしまいました
幸いにも「この地震による津波の心配はない」とのアナウンスがあって一安心。 そのあと気仙沼市長みずからお出ましで、船頭さんに記念品の贈呈式が無事執り行われました
今日水揚げされたかつおは先日の巻き網船のモノと同様に見質がよさそうで、今の時期としちゃすごくいいカツオじゃないかなあと思いますね。 これからたくさん気仙沼に水揚げされるのを期待しています
27源吉丸さんの水揚げで始まった今年の気仙沼の釣りガツオ。 台風一過で漁場が北寄りになって、餌となるイワシも順調にとれて、一日も早く気仙沼への入港が本格的になればいいなあと思います
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:58