2015年07月14日
炎天下でのマグロ水揚げ
真夏のような日差しが降り注ぎ、朝からぐんぐん気温が上がった清水港・興津埠頭で、勝倉漁業の第7勝栄丸が大西洋で漁獲したメバチマグロの水揚げがおこなわれました
冷凍運搬船「ちとせ」に中部大西洋で転載し、約2か月かけて日本まで運んできた冷凍マグロです。 マイナス60度の超低温魚艙から気温30℃以上になっている外気にふれると、クレーンで釣り上げられた冷凍マグロからはもくもくと白い煙が立ち上ります。 これを見ただけでも外気温が相当高くなっているんだなあっていうのがわかりますね。 あまりにも暑すぎてこちらが冷凍マグロになりたい気分
作業員のみなさんも熱中症対策も万全で、塩分と水分をとりながらの汗だくの水揚げ作業。 関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした。 毎日この作業をしている方々はほんと大変ですね
冷凍運搬船の超低温魚艙から次々と水揚げされる冷凍マグロを荷捌き台では選別包丁を手に脂ののり具合を一本一本チェックして。 よしっ!これはいいぞっていうマグロには目印の識別テープを装着
毎日毎日選別作業をしていると、その「手のひら」には選別包丁でできた「選別タコ」ができるんですが、そのタコができることがマグロのプロになった証拠。 一人前の証なんだそうです
朝から昼までびっちりかかって今回の水揚げがすべて終了。 炎天下の水揚げですっかり真っ黒く日焼けしてしましましたが、これもまたマグロのプロの証かな。 間違ってもゴルフやけじゃないですからね
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:03