2015年10月24日
第3回気仙沼内湾景観まちづくり検討会
ようやくこれから震災復旧工事や土地区画整理事業が始まる気仙沼の内湾地区。 気仙沼の顔ともいえるこの地区の景観やまちづくりについての検討会の第3回会合が市役所を会場におこなわれました
18時からの開始時間に合わせ、地区の代表の方々や市や県の担当課のみなさん、そしてこの検討会のお世話をしていただいているコーディネーターなどが集まって、班ごとに分かれての議論開始です
過去2回の会合では、みなさんそれぞれが考えるこの街の理想の将来像について、いろんな角度からの意見が出され、それをもとに今回のたたき台となる資料に事務局がまとめてくださいました
前回までは総論、そして今回からは各論に入っていきます。 理想の街並みを実現させるにはどうすればいいのか。 絞り込んだ主なポイントとしては、建物の壁面の位置、建物の高さ、屋根の形態と色彩、外壁の形態と色彩、軒・庇の高さなど。 どれもまとめていくのがたいへんなテーマ
それぞれにどんな制限をかけていくのがベストなのか。 お願いベースのルールから、法的な縛りのある景観条例まで、この5項目をはじめとして様々な項目について議論して結論を出していかねばなりません
内湾地区の景観・街づくりのキーワード。 「落ち着きのあるまち」「気仙沼の宝・魚町」「魅力的な商業のにぎわい」「うまいもん・おもてなしの見えるまち」そして「懐かしいけど新しいまち」・・・ 震災で壊滅的な被害を受けてこれから再生していくこの街を、30年後50年後も人々が集い、活気あふれる街にしていくために、この検討会が重要な役割を担っていくんだと思います
これから年内にはあと数回。 そして年明けには結論を出していくまとめに入っていきます。 検討会の会長を中心として、委員の皆さんからのいろんな角度からの意見を取りまとめながら、この検討会の運営に協力していければと思います。 関係者の皆さん宜しくこれからもお願いします
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:52