2015年11月30日
台南・林百貨店を訪れて
台南市内の「度小月」さんでの担々麺ランチを堪能したあとは、ちょっとだけ市内を散策する事に。 歴史的な建造物が立ち並ぶ街並みは「台湾の京都」って云われているのがよく理解できますね。 映画の舞台にでも出てきそうな街並みだなあって思いながら、キョロキョロしながらカメラを手に街角のスナップ写真
日本でいう明治や大正時代を彷彿させるような建造物が今でも現役で使われてて、東京駅とそっくりな建物もあって、もっと時間があればゆっくり見てみたいなあと感じるものばかり
その中でも、昨年6月に復活したという「林百貨店」に立ち寄る時間がありました。 日本統治時代に開業した林百貨店は、その当時としては珍しい近代的なエレベーターを備えた5階建て。 内部はきれいに改装してあるものの、どこかしら懐かしさの感じる素敵なお店でした。 その当時は最先端の流行の発信地だったんでしょうね。 古い建物を再利用し新しい文化を発信する・・・すごくいいと思います
当時をしのばせる展示物がいたるところに展示してあります。 蓄音機やソファ、アコーディオンや日用品そして三輪自動車など。 中には販売しているものもあるみたい。 こういう古いものって素敵ですよね
お店の中には林百貨店が厳選した商品の数々。 台湾中から選び抜かれたお土産品、衣類やバック、文房具に美術品など、ところどころにカフェやレストランもあって、たくさんの観光客で賑わっていました
そして屋上には当時からある神社が。 1945年の空襲による銃弾のあとがそのまま壁に残っているのが痛々しい。 この空間にいるだけで、その当時にタイムスリップしたような気分になりますね
初めての台南で歴史と文化に触れて、気が付けばそろそろ高雄に戻る時間となりました。 出張先でのこういう貴重な経験もまた自分の財産ですね。 台湾・台南はすごく素敵な街でした
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:39