2015年12月14日
123佐賀明神丸が下架に
三陸沖でのカツオ漁が終わってほぼ2か月が経ちました。 カツオのシーズンが年々前倒しになって、来年は年明け早々から操業体制をとる船も出てきそうな雰囲気。 12月も半ばとなって、比較的穏やかな天候に恵まれた朝、澤田造船からカツオ船の下架作業となたのは、2週間前からドック整備をおこなっていた第123佐賀明神丸さんです
朝一の澤田造船さんには、佐賀明神丸の乗組員そして勝倉漁業のスタッフ、関係業者の皆さんが寒さに備えた完全防備で集合です。 澤田造船さんも社長さんが陣頭指揮を執ってスタンバイ完了の合図
船台が徐々に海中にスライドし、ゆっくりと浮上する船体。 機関場の最終チェックをおこなって下架完了となりました。 ドックからの下架に要した時間は約30分ほどでしょうか。 上架には2時間ほどかかるので、それに比べるとあっという間の下架作業。 澤田造船さんの皆さま、今回も本当にお世話になりました
澤田造船さんの作業艇に曳航されてコの字岸壁の北側に接岸。 陸上側では斎民商店さんの専務さんほかスタッフの皆さんが待ち受けてもやい綱を受け取ります。 関係者みなさんのご協力に感謝ですね
下架開始から約1時間ほどで無事にコの字岸壁へのシフト完了となりました。 今月25日には海上試運転が予定されているので、それほど時間的な余裕はないにせよ、残る整備工事をしっかりと丁寧に仕上げていただくように、宜しくお願いしたいと思います
年明けの1月から2月には、この気仙沼をはじめ高知や三重そして宮崎などのカツオ船の基地港から、たくさんの漁船が新たなシーズンに向けて出港する事でしょう。 各船の船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、この年末年始はゆっくりと休んで鋭気を養っていただきたいですね
123佐賀明神丸の下架作業、関係者の皆さんお疲れさまでした
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:28