宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2016年06月29日

雨の中での餌積み作業

雨の中での餌積み作業
インド洋に向けての出港を前にして、勝倉漁業の第123勝栄丸が4年目の航海での延縄漁に使用する冷凍餌の積込みが行われました。 朝からあいにくの雨ながらも、開始時にはちょっと小降りとなって icon03

7時半開始での集合ながらも、いつも通り7時過ぎにはスタンバイ完了の雰囲気になってきて、予定時間より少し前にクレーンが始動。 パレットに積まれた冷凍餌が漁艙内に積み込まれていきます 花丸

心配された雨も徐々にやんできて、岸壁での作業にはすごくいい感じの気温。 それにしてもご年配の船内荷役の方々は本当に元気ですね。 若い乗組員たちのほうが逆にはっぱをかけられるくらい。 餌の積込作業にあたる皆さんはみな合羽を着用しての雨対策です ちからこぶ

こういった積込み時には特に安全面に注意しなければなりませんね。 周囲に神経を張り巡らせて、ちょっとでも危険の予兆があればすぐに声掛けや注意を促したりと、作業が終わるまで気が抜けません タイ

雨の中での餌積み作業雨の中での餌積み作業
遠洋マグロ漁船が一航海に使用する餌は膨大な量。 イカやアジ、イワシやサバなど、種類も産地も様々で、操業する海域や狙うマグロによって変わってくるんです。 国内で生産された餌だけではなく、いまはどっちかっていうと海外産の餌のほうが多いので、円高傾向の現在の為替水準は、マグロ船のコスト面にはすごく有利に働きますね。 それでも乱高下なく安定した為替相場を期待します ドル袋

今回はテスト的に秘密兵器・新種の餌を積込んでみました。 サンプルを取り寄せて船頭さんと相談しながら決めた事。 これで思うような釣獲があればいいですね。 それが何かはいまは秘密ですけど camera

気仙沼での餌の積込みは1時間に3000ケースものハイペース。 準備した大量の餌が3時間ほどですべて漁艙に積込まれました。 本船の餌を手配して頂いたた業者の皆さま、会社スタッフと乗組員の皆さんそして船内荷役の方々もご苦労様でした。 なんとか天候がもってよかったです 船

漁具・資材の積込み、そして冷凍餌や食料、燃料油や潤滑油の積込作業が終われば、あとは出港を待つばかり。 7月1日(金)午前11時の出港予定なので、関係者の皆さまどうぞ宜しくお願い致します face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:11

削除
雨の中での餌積み作業