2016年07月26日
「ニッポンまぐろ漁業団」での懇親会
東京の日かつ漁協会議室でマグロ漁業者と全日海との労使懇談会が開催され、日本各地区の代表者が一堂に会し、日本人船員の後継者確保育成問題などについての話し合いがもたれました
いま気仙沼で力を入れておこなっている若手船員の確保育成。 事務局からの情報では、震災後80名ほどの若者がマグロ漁師を目指して乗船。 その中で幹部船員に育ってきた船員も出てきましたね
幹部船員の後継者問題は劇的な改善は難しい。 だからコツコツと一人ずつ丁寧に真剣に育てていかなければならないんです。 その一つ一つの努力の積み重ねが、実りつつあるんだと思います
こういう話し合いの場を定期的に開催する事で、全国各地のマグロ漁業者が問題意識を共有し、みんなが後継者確保育成に前向きに取り組んで着実な成果を上げてほしいなと心から願います
3時間にもわたる真剣な意見交換のあとは、会場を移しての懇親会です。 いま話題となっているマグロ料理を専門に提供する居酒屋さん「ニッポンまぐろ漁業団」の浜松町店に行ってきました
昨年9月に1号店が新橋にオープンし、2店舗目となる浜松町店が6月にオープン。 日本籍漁船が釣り上げた天然まぐろを中心にしたマグロ料理専門店です。 マグロのプロとしてはぜひ見ておかなければならないお店ですね。 仲間のまぐろ漁業者たちと興味津々潜入です
お店の正面にはドーンとマグロの大きな文字。 店内は本物の大漁旗が飾り付けられていていい雰囲気。 店長さんならぬ船長さんのご案内で席についてお勧めのメニューを紹介してもらいました
「ミナミマグロの断面切り一枚刺し」は、大トロ・中トロ・赤身がすべて味わえるお勧めの一品。 お通しはマグロの皮の湯引き。 マグロの鉄板焼きやなめろう、テールステーキなどなど、ほとんどのメニューがマグロを使ったものだけど、ぜんぶ違った美味しさで、まぐろの美味しさを再認識させられました
マグロ料理専門店ならではの工夫が満載の「ニッポンまぐろ漁業団」。 日本の遠洋マグロ漁船の獲った美味しいマグロをもっともっと皆さんに食べてもらいたいですね。 是非お勧めしたいお店です
【ニッポンまぐろ漁業団】のホームページはこちら http://nippon-maguro-gyogyoudan.jp/
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:49