2016年10月27日
秋の深まりとともに
10月も下旬となって秋も深まってきた気仙沼です。 このところ連日のように水揚げが続いてきたサンマもきょうは1隻17tだけの水揚げで、ちょっとひと休みといった感じですかね。 情報によると、さんまの魚群は日本沿岸までななかな近づいてこなくて、気仙沼から300~360キロほど沖合なんだとか
そうなると航海日数も4~5日かかってしまう。 いったん時化が続いてしまうと小型船などは出漁できなくて、すでにサンマ漁をきりあげて別な魚をターゲットにした操業に切り替える船も出てきました。 大型サンマ棒受け網漁船の皆さんには、安全航海に心がけて頑張ってもらいたいですね
一方のカツオ一本釣り船団の動きといえば。 八戸沖の漁場からいまは三陸南部の漁場に南下して、連日入れ替わりのように各船順繰りに気仙沼への水揚げが続いています。 カツオ漁の餌で使用する活イワシがまだ三陸付近で手配できているので、この漁が続けば11月までいきそうですかね
そんな中、小型のカツオ船・28勝栄丸さんが、これまで水揚げ基地にしていた気仙沼港を離れ南の海域に移動して、昨日は千葉県勝浦港に入港。 これから終了まで南の海域中心となるとの情報。 また気が変わって、北よりの漁場に復帰することを期待したいけど、どうするかは船頭さんの判断ですね
先日入港した際に船頭さんや乗組員の皆さんにご挨拶する機会を逸してしまいました。 来年また気仙沼港で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。 今年も本当にお世話になりました
秋も深まって、だんだん冬に向かっていく気仙沼の港。 カツオやサンマそしてこれから脂がのってくるメカジキなど、気仙沼の旬の味覚と季節感などをこれからもご紹介していきたいと思います
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:01