宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2016年10月29日

カツオ船が31隻も入港して

カツオ船が31隻も入港して
10月も残り少なくなって、だんだん季節も冬に向かっている気仙沼港です。 朝晩は本当に寒くなりましたね。 早朝から魚市場で働く皆さん方は、防寒着を着込んだりとすでに冬の装い 雪

きょう沖合の漁場は相当時化模様だとか。 操業中のカツオ船団はほとんどが気仙沼に帰港して、今年最多の31隻ものカツオ船が入港となって魚市場と湾内を埋め尽くしました 船

各船ともにそれほど多くない積荷なので、短時間での水揚げを終えると船の入れ替え作業が頻繁に行われ、魚市場前の湾内はライトを照らしながら順番を待つカツオ船がたくさん。 これだけ多くの船が入れ替わるように接岸するけど、接触事故などがほとんどない。 操船技術の高さなんでしょうね 花丸

カツオ船が31隻も入港して
魚市場の南側岸壁には、探照灯を煌々と照らしたサンマ船が接岸して水揚げ中。 6隻で500トン近くのさんまの水揚げ。 各港の市況を見ると、一時に比べて落ち着いた値段になったサンマですが、各船ともにまとまった漁があるみたいなので、金額的には延びているんじゃないかと思います 金貨

対岸の山々に低くのびた雲ライン。 湾内のカツオ船とのコントラストがすごく綺麗で思わずカメラを向けてしまいました。 水墨画のような雰囲気の写真っていうのを意識したんだけど。。。どうかな camera

そして魚市場に4重に横付けした宮崎のカツオ船団。 きょうの日中は時化模様なので、操業開始の時間に合わせ夕方には各船いっせいに出港していくものと思われます。 明日あさっては天候にも恵まれるみたいなので、週明けの鰹の水揚げに期待したいですね。 皆さん気をつけて頑張って下さい 音符

今年のカツオ漁は終盤戦となって、あと何回気仙沼港の様子をお伝えできるかわかりませんが、その時々の心にとまったシーンとともに勝栄丸ブログでお伝えしていきたいと思います face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:01

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