2016年11月26日
三陸沖のサバが大豊漁
今シーズンのカツオの水揚げがすべて終了して、20年連続生鮮カツオ水揚げ日本一が確定した気仙沼港です。 震災時も途絶えず継続したこの記録は、気仙沼に入港する漁船団とカツオに携わる関係者の協力の賜物。 先日には気仙沼市においてこの偉業を讃えての記者会見が行われた模様
8月から始まったサンマ漁は、夏場の台風に影響されながらも、例年通り順調な操業と水揚げが行われてきましたが、ここにきてサンマの魚群が南下。 サイズも小型化してそろそろ終漁も見えてきた感じです。 漁獲量が少なくなってきたので価格は依然高めで推移。 最後の粘りの見せ時ですね
カツオ・サンマのシーズンが終わりを見せるこのタイミングで、こんどは巻き網漁船によるサバが大豊漁。 昨日の気仙沼港には500トンそして今日も430トンものサバを水揚げして頂きました
現在水揚げされているサバは200~300gが中心。 東日本各地の漁港に分散しての入港で、八戸や小名浜、大船渡、塩釜、石巻、銚子など、昨日は3500トンそして今日は5800トンもの水揚げ数量となっています。 一時は1日に1万トンを超える数量が水揚げされたっていうんだから大豊漁ですね
価格的にはそれほど高い値段じゃないけれど、1日おきに漁獲しては水揚げと、漁船側にとっても産地市場にとっても大きな収穫。 冷凍処理されて輸出に向けられたり、国内の加工品や食用に向けられたりと用途はさまざま。 大きなサイズはものすごく脂がのってきているんだとか
水揚げを視察していると、取引先の方から大きなサバをたくさん頂いちゃいました。 鮮度抜群の旬のサバなので、どう食べても美味しいはず。 会社で捌いてスタッフとともに頂きたいと思います
早起きは三文の徳っていうんでしょうか。 シーズンオフの魚市場にも出向いてみるもんですね
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:03