宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2017年02月19日

強風の中、港町岸壁へシフト完了

強風の中、港町岸壁へシフト完了
遠洋マグロ漁から約11か月ぶりに母港の気仙沼に帰ってきた勝倉漁業の第88勝栄丸。 早朝に湾内に姿を見せ、魚市場南側岸壁にいったんは接岸となり、気仙沼での陸揚げ作業をおこないました 花丸

今航海で使い残した延縄漁の冷凍餌や船内食料など。 取引先業者が準備して下さったパレットに種類ごとに積みつけて、フォークリフトでトラックに移動。 入港時にこうして協力して頂いて助かります 親指

朝の早い時間帯はちょっと肌寒かったものの、陸揚げ作業が始まるころには小春日和になってきて、すごく作業がしやすかったのも束の間、だんだんと雲行きが怪しくなってきて、雨とともに強風が 雪

いまの時期、三陸沖での漁を切り上げた漁船がたくさん係船しているうえに、遠洋マグロ船の帰港も重なって、湾内の岸壁は見る見る間にいっぱいになってきて。 なので早めの係船場所確保とばかりに、港町岸壁に移動することになりました。 ウィンドラスの作動をチェックして、岸壁を離れる本船です 船

取引先の作業艇に手伝ってもらってのシフト作業。 船をつけなおす時間帯になると風が特に強くなってきて、船と船のあいだに本船を潜り込ませるのは至難の業。 船を傷つけないよう慎重にすすめます camera

通常はもっと短時間で終わるシフト作業も、強風の中ではなかなか難しく、2時間以上かかってようやく船を岸壁に固定することが出来ました。 作業にあたった皆さん、寒い中お疲れさまでした icon12

作業艇をだして手伝って頂いた取引先業者、そして岸壁や左右の船にスタンバイして下さった皆さん方のご協力のおかげで、ヒヤッとすることもなく無事作業完了です。 本船が造船所に上架するのは3月に入っての事なので、それまではこの場所でしばらく静かに待機かな いかり

船内の機器類の整備など、上架前にできる事については業者さんの工事が入る予定。 しっかりと万全な整備で、沖でのトラブルの無いようお願いしたいと思います。 どうぞよろしくです face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:26

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強風の中、港町岸壁へシフト完了