2017年03月06日
大阪シーフードショーへの視察研修
気仙沼の魚問屋組合の視察研修が行われて、今年は大阪で開催されたシーフードショーに合わせて研修日程が組まれました。 仙台空港から飛行機で伊丹まで、約一時間半のフライトでした
大阪シーフードショーの会場となったのは、アジア太平洋トレードセンター内のATCホール。 東京ビックサイトのようなイベントホールですね。 大阪市内からの交通アクセスも良くってスムーズに到着
毎年東京でのシーフードショーは必ず行ってみているけれど、大阪で開催されるシーフードショーを見るのは初めてなので、東京で行われるものとどんな違いがあるのか、すごく楽しみにしていました
大阪会場は、シーフードショーとアグリフードEXPOの共同開催。 二つ合わせるとかなりの規模だけれども、シーフードショーだけだと東京開催の1/3くらいの感じなのかな。 会場全体がこじんまりした感じ
到着したのはお昼過ぎ、すでに会場内はたくさんの来場客。 一つ一つブースを見て回ります。 お昼ご飯にと会場で振る舞われる試食品をランチ代わりに。 美味しそうなものを選んでいただきます
清水のマグロ取扱業者のブースもありました。 試食させてもらったけれど、まあ並のマグロかなっていう印象。 台湾船や韓国船を主に取り扱っている会社だから。 せっかくだからもう少しいいものを試食させたらいいのになと。 大手マグロ商社のブースが一つもなかったのが残念といえば残念かな
最近大々的にキャンペーンを張っているのが高知県のブース。 「高知家」っていう統一名での販売促進事業。 県を挙げて高知県の商品をアピールする姿勢がひしひしと感じられますね
そして宮城県のブースもありました。 気仙沼からは唐桑の漁協さんが牡蠣やホヤなどの商品を売り込んでいましたね。 そして気仙沼のフカヒレ加工品も。 こうした地道な努力が実を結ぶんだと思います
大阪シーフードショーで特に感じたのは、加工商品の多さかな。 大手水産会社の出店が少ない分、中小の地元企業の出店が目立ちました。 そして直接消費者にお届けできる水産加工品、特に贈答用やお土産用のパッケージ商品なんかもたくさんあって、これからのマグロ販売にもすごく参考になりました
その地域地域で食文化も違えば需要も異なると思います。 だけど、美味しい水産物を求める消費者のニーズは一緒のはず。 まだまだマグロの可能性を掘り起こしていけるんじゃないかと思います。 大阪への視察研修に参加された会員の皆さん、本当にお疲れさまでした。 また来年も宜しくです
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:03