2017年06月10日
清水港でのマグロ水揚げ
梅雨入り直前の今にも雨が降りそうなどんよりとした天気の清水港です。 大西洋で操業する勝栄丸が漁獲したメバチマグロなどを超低温冷凍運搬船に転載し清水港まで運んできました
一隻の運搬船には各船の漁獲物3000トンほどが漁艙に積載してあり、ハッチ口に近い荷口から順番に水揚げとなって。 運搬船の荷役開始から約10日ほどで勝栄丸の水揚げの番になりました
事前におこなわれたマグロ類の値段交渉では、先月からの産地入札の流れを確認し、急激な上昇を見せる赤身相場にのって、交渉時間はちょっとかかったけれど、最終的には合意となって
相場とはいえ、まぐろ相場の上昇は今回の値決めを後押ししてくれたのも事実。 そして快く対応して頂いた取引先マグロ商社のご協力感謝ですね。 ほんとうにありがとうございました
次々と水揚げされるまぐろ類。 マイナス60℃の超低温冷凍製品なので、漁艙から吊り上げられ外気温にふれると白い冷気があたり一面にたちこめます。 まぐろ同士がぶつかる音が「カチン・カチン」って
種類やサイズ別に仕分けされ、それぞれに計量されて保冷トラックに。 今回は2隻分の水揚げだったので、朝8時から開始して午後3時過ぎまで、昼食をはさんでの水揚げ上げ作業立会いでした
水揚げが終わる頃にはポツポツと雨が降り出してきたけれど全く問題なし。 予定よりも少し時間がかかったけれど、なんとか無事にすべてのマグロを揚げ終えて、取引先に引き渡すことが出来ました
今回の水揚げでも取引先関係者の皆さんには本当にお世話になりました。 また次回も宜しくお願いします。 清水港でのマグロの水揚げも終わったし、気仙沼への帰路、新幹線で移動したいと思います
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:02