2017年09月23日
エンジニアをバリ島に派遣
豪州西岸沖で繰り広げられるミナミマグロ漁のシーズンも終え、操業各船は漁場移動となりました。 次の漁場に移動する前の補給のために入港するのがインドネシア・バリ島ベノア港です
ミナミマグロ漁場から約一週間の航行を経てこの地に到着した123勝栄丸。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんを出迎えて、久しぶりの再会を喜んだのも束の間、さっそく港内での積込作業となりました
船舶の運航には欠かす事のできない燃料油。 陸上のパイプライン経由とバージ船からの二つの供給ルート。 今回はバージ船からの燃料供給を受けて、約5時間ほどで完了。 並行しては生鮮野菜やインドネシア食材などの食料品、そしてジュースやビールなどの飲み物類を手渡しで積み込みます
船内では、本船の航海計器や通信機器類などの調整作業が、日本からそしてシンガポールから派遣した技師によって進められて。 忙しいなか本船の工事に出張して下さった業者さん、お世話様です
いまのマグロ船の通信は、インマルサット衛星通信が主流。 それもだんだんとブロードバンド化してきて、船内のシステムも複雑になってきているから、素人ではなかなか手が出せない分野になってきています。 そうしたところをサポートしてくれる頼もしい助っ人を今日のブログの写真で紹介しちゃいます
様々な作業がたくさんあって、バリ島を楽しむ時間もなかったかと思いますが、この南国リゾートの雰囲気だけは味わって頂けたのではないでしょうか。 今後ともどうぞ宜しくお願いしますね
約二日間にわたる機器設定も無事終了し、技師の方達は一足先にそれぞれの国に空路帰国。 私は本船の出港を見送るまで帰るわけにはいかないので、もう少しこのバリ島に滞在することになります
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:00