2017年10月25日
台風一過でカツオ船が出港!
季節外れの大型台風が通過した気仙沼地方。 三陸沖で操業するカツオ船やサンマ船が避難入港して、港町岸壁は先週末から係船している船でぎっしりとうまりました。 台風ならではの光景です
その船員さん達が街にくりだして、街じゅうの飲食店はどこも大繁盛になる。 気仙沼の経済にとっては台風っていうのは大きな集客力を持った自然現象。 台風通過とともにその賑わいも終えて・・・
早朝6時。 港町岸壁からカツオ船団がいっせいに出港という事で、今年最後になるかもしれない出船送りに行ってきました。 まだ朝日が昇る前、港はきりっとした冷たい空気に包まれていました
これからの時期は、湾内の海面に「けあらし」が発生するのですが、まだ寒さが足りないのか見ることができません。 だけれども、朝日が昇る直前のだんだんと明るくなってくる朝焼けにカメラを向けて
アンカーをうって係船していたカツオ船がいっせいに出港するため、となりの船のアンカーロープと絡み合ってしまって。 早朝からダイバーを手配したり、燃油供給バージや造船所のボートにもお手伝い願っての復旧作業を行うこと約2時間。 なんとかようやく出港体制となり一安心でした
寒い中、作業を手伝って頂いた業者さん、そして出港時間が遅れてもお互い様だからと辛抱強く待っていただいた僚船の乗組員の皆さん、本当の有難うございました。 今季のかつお漁はあといつまで続くかどうかわからないけれど、少しでも長く操業を続けて頂いて、また気仙沼港で再会できますように
朝焼けのなか出港となったカツオ船団の皆さんの安航と大漁をお祈り致します。 頑張ってください
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:35