宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2017年11月18日

「サンマ」 41年ぶり10万トン割れか


今年8月下旬解禁となった大型漁船によるサンマ漁も、早くも3か月になろうとしています。 ロシア海域でスタートを切って公海漁場へと移動、そして三陸沖から銚子沖へと。 サンマの魚群が徐々に南下 船

全国さんま棒受け網漁協(全さんま)の集計によると、10月末現在の全国でのサンマの水揚げ量合計は、前年同期比48%減の4万5756トンで、近年最低だった昨年を大きく下回る水揚げペースだとか face06

北海道が36%減の3万1622トン、本州が63%減の1万4134トン。 金額では159億5340万円で、全国の平均単価は昨年に比べて50%高い3487円(10㎏あたり)となっている模様 金貨

報道によると、今期は昨年同様に終始とおい漁場と薄漁に悩まされ、サンマの小型化も大きな問題。 例年の盛漁期であれば北海道と三陸を合わせ1日あたり3000トン以上の水揚げが珍しくないが、今期は2000トン程度がやっと。 資源が悪化しているとの強い懸念があるとの見方も示されました 新聞

近年でいちばん水揚げ量が少なかったのは昨年のこと。 その数量は10万9600トンで、2015年も11万2300トンと低水準。 全体の漁獲量を24万トン水準に設定するサンマ漁にとって、3年続きの不漁は業界全体の大きな問題。 気仙沼の主要魚種であるサンマの水揚げ量の大幅減少に関係者一同頭を悩ませています。 ここにきて漁獲数量の伸びも見られることから、今後の盛返しに期待したいです icon14

漁期終了までの合計で、仮に10万トンを割り込むことがあれば1976年(約9万8000トン)以来、41年ぶりとなるそうだ。 日本水域の外側、公海漁場で台湾船や韓国船、そして中国船などが大挙して操業している事も、日本水域への来遊量に大きく影響しているのではないかと思いますね いかり

すでに国際管理魚種となった北太平洋・日本近海でのサンマの資源管理が、関係国の理解を頂きながら良い方向に進むのを願うばかり。 国際交渉も難しいですね。 これから時化も続く海域なので、各船にはくれぐれも安全な航海で、そして少しでも漁獲数量が上積みできるよう頑張ってほしいと思います face01

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:40

削除
「サンマ」 41年ぶり10万トン割れか