宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年04月17日

魚町防潮堤施工ミス問題


気仙沼の桜も例年に比べて約2週間ほど早く満開になりました。 先週末はお花見にちょうどいいタイミングかと思いきや、雨と風の悪天候で、せっかくの桜の花びらもあっというまに散ってしまって。 4月も半分を過ぎて、これからゴールデンウィークに向けて市内の観光スポットなども賑わいを見せてくるんでしょうね。 マグロ類の流通も活発化することを大いに期待しながら見守っていきたいと思います タイ

日曜日の新聞各紙で驚きのニュースが報道されて。 気仙沼の内湾魚町、かつて勝倉漁業の本社社屋があった付近。 そこに整備される防潮堤の高さを間違って施工してしまったっていう事実が発覚。 内湾地区復興まちづくり協議会ワーキングで公表し、副知事が陳謝したそうだ。 信じられない事態です ムカ

内湾に整備される防潮堤の高さについては、地区住民や関係者などが何度も何度も話し合いを重ね、道路から海が見える高さにまで防潮堤を下げる工夫として盛土高をあげ、上部にフラップゲート構造を採用し、さらに震災後に地盤が自然隆起した分を差し引いた高さに見直して施工するはずでした ブック

ところが、今年3月に県の担当者が完成済みの防潮堤の一部区間160mを確認した際に、その防潮堤の高さが約1年前に見直し設計した22㎝の地盤隆起分を加味した高さ(海抜4.88m)ではなく、見直し前の高さ(海抜5.1m)で施工したことがわかった模様。 計画段階から住民と県が防潮堤の高さをめぐり意見対立した経緯があり、防潮堤自体に根強い反対の声が多いなかで、これは大問題になりそう マイク

地域住民にとっては海が見る景観を守るために、防潮堤や地盤面の高さについて時間をかけて協議してきた事なので、今回の施工ミスを理由にした計画変更は到底認められるものではなく、これにより土地区画整理事業などにも大きな遅れが生じる事なども含めて、地域住民への説明を求めたいと思います 新聞

報道では施工ミスの原因が施工業者側にあるような報じられ方をされていますが、追加工事費用が数億円に上るとの県側の説明からすると、県側に大きなミスがあったのではないかと推測してしまいます。 業者側のミスであれば、再工事にかかる費用は当然業者負担になるのでしょうから 汗

この地区でこれから長年生活していく私たちにとって、単に施工ミスでしたの説明ではすまされない重大な問題。 震災後の地盤面の隆起は現在30㎝を超えているという話もあるので、この際、防潮堤の見た目の高さをさらに低くし、より圧迫感のない湾内眺望が確保できるようにして頂きたいと思います face06

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:13

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