宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年04月29日

今年のカツオの来遊量予測は!


毎年この時期に気仙沼で開催される今季のかつおの漁況、三陸沖への来遊量を予想する講演会。 昨年までは私達がカツオ博士と呼んでいる茨城大学客員教授の二平先生による講演でしたが、今年は気仙沼市と東京海洋大学の連携事業である「海と生きる」連続水産セミナーの第4回として開催です クラッカー

今年のかつおセミナーの講師として招いたのは、水産庁の福田調査官、宮崎県水産試験場の東さん、そして漁業情報サービスセンターの谷津技術専門員。 22年連続生鮮かつお水揚げ日本一を目指す気仙沼の関係者にとって最大の関心事なので、勝倉漁業の社員とともに出席し聴講してきました タイ

まず水産庁の福田調査官から、かつおの資源・管理状況がどうなっているのか、中西部太平洋におけるカツオの現状や資源管理をおこなうWCPFCについて、そこでのカツオ資源評価や今後の対応などについてのプレゼン。 改めておさらいする内容でしたが、分かりやすくてすごく参考になりました 花丸

日本沿岸への来遊量減少は熱帯水域における大型巻き網漁船の増大が原因で隻数抑制が必要であり、縁辺水域への影響を考慮して管理を進めるべきだと主張する日本に対し、太平洋島嶼国はそもそもカツオは北緯20度を境に南北で別資源だとの主張を展開し、日本近海でのカツオの不漁は熱帯水域での大型巻き網船の漁獲増とは全く関係なしとする立場。 太平洋を広く回遊するカツオの資源管理は国際的な枠組みの下でおこなわれているので、日本の主張を推し進めるのはすごく大変な交渉ですね 船

そして最大の関心事である、三陸沖での今年のカツオの漁況はどうなのか。 宮崎県水産試験場の東さんとJAFICの谷津さんの見解では、両者ともに「ある程度望める年」「前年をやや上回る可能性あり」との微妙な予測。 今期のかつおシーズンを占うのはすごく難しいのは分かるけれど、もう少しはっきりした結論を聞きたかったなあと思います。 不漁年だった昨年を「大幅に上回る」ことを期待しましょう icon14

いずれにせよ、本格的なカツオの水揚げが始まればわかること。 気仙沼市の魚である「カツオ」の水揚げに大きな期待を寄せる私たちにとっては、今年は大漁に恵まれるシーズンにしたいですね。 講師の先生方そしてセミナーを開催して頂いた関係者の皆さん、たくさんの出席者の皆さん、お疲れさまでした face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:58

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今年のカツオの来遊量予測は!