2018年07月03日
第百五一欣栄丸さんの新船披露
7月に入って最初の大安吉日。 早朝5時からのカツオの水揚げを済ませたあと、気仙沼から車を走らせること約1時間ちょっとの港町、岩手県釜石港に勝倉漁業の役員とともにでかけてきました
静岡県清水港の三保造船所でこのほど完成し引き渡しとなった新造船「第百五一欣栄丸」さんの竣工披露と新船初航海への出港式がおこなわれるという案内を頂いて。 焼津港で出漁準備をすませた本船はいったん母港である釜石に廻航して、関係者皆さんへのお披露目というおめでたい日を迎えました
釜石港の旧魚市場岸壁に到着すると、取引先の方々や濱幸水産の役職員の皆さん、そして乗組員のご家族の方々などが大勢。 日頃お世話になっている気仙沼の業者の皆さんもお越しになっていて一人一人とご挨拶などを交わして。 真夏のような日差しの中、皆さん本当にご苦労様です
ブリッジから私を呼ぶ声があって、見れば濱幸水産の専務さん。 さっそく操舵室に上がっていくと、専務さんと船頭さんが出港前のミーティング中。 テレビカメラの取材も入っていて、本船の特徴や操舵室の機器類などについて船頭さんが丁寧に説明していて。 久しぶりにお会いする船頭さんにご挨拶です
通常の遠洋マグロ漁船より広いブリッジスペース。 本船の乗組員や僚船の船頭さんなどが集いやすくする工夫なんだとか。 そして海図室や船頭室など順に拝見させていただいて。 いい設計ですね
船頭さんとしばしお話をしたあとは、船内をくまなく視察させて頂きました。 勝栄丸でもいま新造船を計画しているので、本船の工夫の跡がよくわかる。 もっと時間をかけて見たかったですね
10時半を過ぎ、神主さんによる新造船の航海安全と大漁を祈願する神事が執り行われて。 社長さん専務さんそして船頭さんの挨拶に続き、新潟原動機支店長さんのご発声による乾杯。 そしてお祝いの紅白のお餅がなんと3000個も撒かれ出港式のクライマックスです。 ほんと素晴らしい竣工披露でした
竣工となりました第151欣栄丸さんの航海安全と大漁、そして濱幸水産と乗組員一同様のご健勝でのご活躍をお祈り致します。 新船の竣工・お披露目と初航海への船出、ほんとうにおめでとうございました
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:30