2018年07月15日
大型さんま漁船「第8千代丸」の進水式!
今週になってじめじめとむし暑い日が続く気仙沼です。 報道によると東北地方もどうやら梅雨明けになったとか。 例年よりも早い梅雨明けとなって、気仙沼にも本格的な夏漁がやってきそうですね
気仙沼魚市場には近海かつお船が毎日たくさん入港して頂いていて、勝倉漁業の関係船もこれまでの千葉県勝浦港中心の水揚げから気仙沼へと徐々にシフトしてきました。 今週からは気仙沼をメインとした水揚げとなってきて、先日などは30隻を超す入港があって。 これからの水揚げが楽しみです
そして来月には大型漁船によるサンマ漁が解禁になる。 毎年8月20日がスタート。 気仙沼港内でもすでにドックを終えたサンマ船が、漁の開始に向けて艤装作業の真っただ中。 暑いなかご苦労様です
今週、みらい造船吉田工場で建造を進めてきた気仙沼の山代水産が発注した大型さんま棒受け網漁船の第8千代丸(199トン型)がめでたく進水式を迎え、北かつ組合の職員たちと出席してきました
旧吉田造船に到着すると、もうすでに大勢の関係者が勢揃い。 気仙沼市長さんや気仙沼漁協の組合長や職員の皆さん、本船の建造に関わった業者の方々、そして山代水産の役職員の皆さんなど100名ほど。 本船前に設営された祭壇の前に整列し、厳かに安全祈願の神事が執り行われました
私も北かつ組合長の代理として祭壇の前で玉串奉天を。 こうして気仙沼の造船所で進水式に出席するのは長いことこの仕事をしてきて初めての事なので、お蔭さまですごくいい経験をさせて頂きました
一連の神事が終わると本船の進水作業に。 その前に、船主さんや乗組員の皆さんによるお祝いの餅撒き。 写真撮影に夢中でお祝いの持ちを拾いそびれて。 カメラをもって行けばよかったかな。 吉田社長の合図でワイヤーが操作され徐々に海に進む船体。 10分ほどで無事に進水完了でした
8月の漁期開始に間に合わせるべくこれから艤装工事が進められる第8千代丸さんです。 素晴らしい最新鋭のさんま漁船の進水式、本当におめでとうございました。 航海安全と大漁をお祈り致します
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:39