宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年07月17日

第31回 内湾地区復興まちづくり協議会ワーキングを傍聴


気仙沼の内湾地区、ここで県が整備している防潮堤に施工ミスがあって計画よりも22㎝高く造ってしまったという問題。 以前に勝栄丸ブログでも取り上げましたが、マスコミでも大々的に報じられています。

気仙沼の発祥の地、気仙沼の顔ともいえるこの内湾地区。 今年3月に施工ミスが発覚し、その後内湾地区復興まちづくり協議会に報告され、県から示された3つの選択肢をもとに住民間で協議してきました。

①当初の計画通りに施工する。②土地を嵩上げし陸地からの見え高を合わせる。③施工ミスのまま進める。 この3つの案。 地区住民たちが集まって話し合って出した結論は、当初の計画通りに施工するというもの。 その合意された意見を要望書の形にまとめて5月18日の内湾地区まち協ワーキングに提出。

その会合には村井県知事も出席。 県が示した3つの選択肢に対する私たちの意向を一切無視し、施工ミスのまま進めるとの考えを言い放って知事が会場をあとに。 私たちのこれまでの話し合いは何だったのか、気仙沼や地区住民、そして私たちの努力など、知事の一言ですべてが否定された感じがします。

先週末に行われた第31回内湾地区復興まちづくり協議会ワーキング。 その前に開催された魚町地区会、県と市そしてまち協等の関係者も出席する中で、県としての考え方が示されましたが、出席した魚町住民からは「当初計画通りに造り直してほしい」という意見がほとんどを占め、皆さんの考えを改めて確認。

しかしながら、内湾地区まち協ワーキングで県は、半数以上の権利者が県の提案を容認するというヒアリング結果を公表。 どういう意見の取りまとめ方をしたのか、あまりにも県に都合いい解釈でのヒアリングのとりまとめ結果なので、私達当事者としてはさらに不信感を強める結果になりました。

ワーキングでは、魚町地区会の意向、総意を受けて、改めて地区会を開催し話し合いをおこない、7月内には結論を出していくとして、まちづくり協議会での決定は先送りとなりました。 ここまで話がややこしくなったのは、5月18日の知事の発言が発端。 村井知事には発言を撤回してほしいと思います。

そして心から住民に寄り添っての議論を進め、そして一日でも早く土地区画整理事業を完了させて土地の返還を行なうこと。 まだまだこの問題解決には一波乱も二波乱もありそう。 この22㎝の施工ミスは施工関係者は昨年からわかっていたとの噂もあるので、もしそうであれば更に大きな問題になりそうです。

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:44

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第31回 内湾地区復興まちづくり協議会ワーキングを傍聴