2018年09月18日
海外出張から一週間ぶりの気仙沼港
パプアニューギニアでの二国間漁協交渉から気仙沼に戻ってきました。 出張前よりもさらに秋の雰囲気が進んできたような感じがしますね。 巷では連休のきのうは気仙沼魚市場は開場での対応。 一週間の出張から帰ったばかりですが、早朝から市場に出向いては入港船の皆さん方にご挨拶です
先週までは、カツオ船もサンマ船も漁模様が薄くって各船ともに苦戦していましたが、帰国してみるとその様相は様変わり。 とくにサンマ船は各船漁模様が回復して、一隻100トン規模の漁獲での入港
そのサンマの組成も、先日までの100gほどの小型魚主体から130g以上の中型~大型魚の組成となって、ようやく本格的なサンマ漁の開始といったところ。 脂のりも上々で久々に食べるのが楽しみ
そしてカツオ船は、沖の北寄りの漁場から近海へとまた漁場が移り、気仙沼から1~2時間ほどのところでもまた漁が見えはじめ、各船ともにカツオをピストン輸送するかのような操業になってきて
沖の北寄りではビンチョウ主体の漁模様。 例年7月頃にはビンチョウの漁が終了するのですが、今年はなぜか今の時期にまでビンチョウが釣れている。 それも3~4kgほどの小トンボが中心。 サイズも揃っていて価格も高値安定なので、ビンチョウを多めにに漁獲した船は水揚げ金額もそこそこある。 生鮮かつおの22年連続水揚げ日本一と合わせ今年は生鮮ビンチョウも水揚げ日本一になるかもしれません
近場の漁場でカツオを釣っては毎日のように入港・水揚げを繰り返す船もまたでてきたので、サンマ漁と合わせカツオ船の操業にも期待しています。 近海まぐろ延縄漁船によるメカジキとヨシキリザメ、大目流し網漁船のモウカザメ、定置網の漁獲物、そしてカツオとサンマなどで大忙しの魚市場職員です
一週間の海外出張から気仙沼に戻って、休む間もなく早朝からの魚市場対応でした。 今年のカツオもサンマもものすごく美味い。 気仙沼の海の幸を皆さんにも堪能してもらいたい。 ぜひ気仙沼にどうぞ
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:56