2018年10月06日
一瞬の朝焼けと大漁の生鮮メカジキ
東京出張から気仙沼に戻って、何日かぶりの魚市場です。 台風25号が接近し二週続けて日本列島を縦断するとの予測が出されているから、気仙沼に入港する各船の皆さんもそれぞれに警戒態勢
昨日は20隻ものカツオ船が入港しましたが、全体でも約80トンほどの水揚げ数量にとどまって。 だんだんと寒くなり水温も下がっていくと思うけれど、もうひと山の盛り上がりを期待したいところです
一方で盛漁期を迎えているサンマ漁は順調な漁獲推移。 気仙沼港でも連日水揚げが行われていて、きのう今日はともに400トンもの水揚げとなり価格帯も引き続き高水準を維持しているので、この調子で続いてくれることいいですね。 中型サイズ主体のアソートで、脂のりもよく売れ行きもいいみたい
そして最近とくに水揚げが目立つのが、近海まぐろ延縄漁船や突きん棒漁船などで漁獲されるメカジキですね。 早朝の魚市場には水揚げされたばかりのメカジキが計量を終えずらりと並んでいて
これから冬場にかけて脂がのってくる気仙沼のメカジキ。 以前ご紹介した気仙沼メカジキプロジェクトでは、メカジキを使った様々なお料理の提案やPRなど、気仙沼の飲食店だけではなく都内にまで出かけて広くご紹介してきた気仙沼を代表するお魚ですね。 そのメカジキが連日大漁なんだとか
気仙沼ではメカジキのお刺身があたりまえに食され、メカジキのしゃぶしゃぶやメカカレー、メカフライにステーキなど、第4の肉とも称されるメカジキならではの食べ方がスタンダードになっています
主に近海まぐろ延縄漁船などで漁獲される生鮮メカジキ。 大型メカジキがずらりと並ぶ魚市場の光景は圧巻。 朝日が昇る前、一瞬だけの朝焼けに、早起きは三文の徳とばかりにシャッターを切りました。 近海まぐろ延縄漁船でも新船建造計画があるみたいなので、これからの漁模様にも期待しています
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:58