宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年11月08日

第123佐賀明神丸が水揚高日本一に

第123佐賀明神丸が水揚高日本一に
黒潮にのって北上するカツオの群れを追い、春先の南の海域での操業から徐々に三陸沖へと漁場を移し、気仙沼港を中心に航海を重ねてきたカツオ船団も、11月に入って切り上げる船が多くなりました タイ

年明けから4月・5月までは千葉県の勝浦港での水揚げ、そしてそれ以降の時期は気仙沼へと舳先を向けた各船も、母港に帰ったり南の海域へと移動したりで、現在は数隻のカツオ船が残るのみ 船

シーズンのピーク時には50隻ほどでの操業となるカツオ漁で、今季一番の成績を上げた第123佐賀明神丸も気仙沼を離れて母港へと向かうことになり、出港時間に合わせて本船のお見送りでした ハッピ

これまでは水揚げ高トップ3には入っていたものの、なかなかてっぺんをとれなかった123号の船頭さんですが、今季はダントツの成績で初のNo1となって、操業を終える船頭さんや乗組員の皆さんも、今季の成績に大満足の様子。 生鮮かつお全国一の成績での終漁、本当におめでとうございます クラッカー

操舵室で出港準備をする船頭さんや船長さんにご挨拶。 外では乗組員の皆さんが、気仙沼の関係者などとしばしのお別れの挨拶を交わしていて、これで今季のかつお漁が終わるんだなあと、これまでのシーズンを振り返って少し寂しい感じがしてきました。 乗組員の皆さん本当にお疲れさまでした いかり

第123佐賀明神丸に替えて乗り移る新船が年明け早々には完成予定で、来年のかつお漁からはバリバリの最新鋭船で新たな歴史を刻んでいく皆さんです。 この第123佐賀明神丸の勇姿もこれで見納めかと思うと、新船建造からこれまでの思い出がよみがえってきて、船影が見えなくなるまで見送りました camera

見納めとなる第123佐賀明神丸の船側に乗組員全員が集合しての記念写真。 来年はこのメンバー揃ってが新船で気仙沼にくることを今から楽しみにしています。 みんなの表情が素敵ですね face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:07

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