宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年11月24日

高雄港で冷凍サンマの水揚げ視察


宮城県北部鰹鮪漁業組合(北かつ組合)の経営研究委員会で毎年恒例となっている海外視察。 今回は台湾・高雄港にやってきました。 世界最大の勢力を誇る台湾漁船の母港・基地港ですね 船

定期的に高雄港を訪れては、日本とは違った考え方で漁船経営をする台湾漁業者などから、さまざまな刺激を受けながら私たちの漁船運航の参考にする。 私達にとってすごく重要なミッションなんです 親指

高雄港に到着した翌日の朝早くからの活動開始で港に車を走らせました。 北太平洋・三陸沖でのサンマ漁から帰港した大型さんま漁船がずらり。 遠洋まぐろ船や海外巻き網船もたくさん係船中でした 花丸

高雄港内では至る所でサンマの水揚げが連日おこなわれていて、さっそく漁船を見学しながら冷凍サンマの陸揚げ作業を視察。 日本でのサンマの水揚げ風景とは全く違う台湾漁船のサンマ漁です camera




現在、高雄港船籍の大型さんま漁船は83隻ほどあるそうで、そのほとんどが5月頃からサンマ漁を開始。 洋上補給を受けながら漁場でサンマを獲り続ける。 生鮮サンマを生産する日本漁船との違いです 汗

今回視察させて頂いたサンマ漁船は1000トン以上の大型漁船で、漁艙いっぱいに持ち帰った冷凍サンマの製品は約900トンほど。 船側のハッチ口から作業員の手によって箱詰めされた冷凍サンマがベルトコンベアーに送られて、サイズごとにパレットに仕分けされ、そのまま冷凍コンテナに運ばれます ちからこぶ

出荷先を見ると中華人民共和国のラベルがあって、最終的にはロシアにも輸出されるそうですが、中国経由での流通になるんだそう。 冷蔵庫への入出庫や保管料がかからず、漁船から直接に輸出するこのシステムは非常に効率的。 日本ではまねできない台湾ならではのサンマ漁船のオペレーションです ドル袋

サンマ漁を終えたこれらの漁船は、南米アルゼンチン水域などでのイカ漁へ向かう予定。 夏から秋は北太平洋でのサンマ漁、冬から春は南米でのイカ漁、これが台湾のサンマ漁船の航海パターン。 おびただしい数のサンマ漁船が高雄港を埋め尽くし、次航海に向け各船ともに慌ただしい作業風景でした face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:12

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高雄港で冷凍サンマの水揚げ視察