宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年01月10日

2018年のサンマ水揚げ集計


気仙沼港に水揚げされる主要魚種の一つであるサンマ。 2年続きの不漁から一変し、昨年は好漁に恵まれて水揚げ数量も大幅な増加を見せ、型も比較的大きくて美味しいサンマでしたね 船

日本の大型さんま漁船は資源管理のためなどで毎年8月からの解禁日にあわせ出漁を準備する。 かつては日本漁船だけが漁獲する魚であったけれど、いまでは台湾・韓国・中国などの漁船による漁獲が大幅に増え、国際機関のNPFCで国際的な管理の話し合いが始まったけれど合意に至っていません 汗

日本に比較的近いEEZ水域内等での漁獲をおこなう日本に対し、台湾漁船などは公海上での漁獲。 漁獲開始も5月からと、日本漁船が資源管理をしようとしても日本に近づくサンマを沖獲りしてしまっている状況。 国際的な漁獲競争になっているサンマを巡り、日本漁船も今年から5月解禁になるらしい 音符

気仙沼港では解禁日にあわせ北海道の基地港に向かうサンマ漁船の出船送りを気仙沼市を挙げて盛大に行っていて、その光景はテレビや新聞等でも報じられる一大イベントになっています。 そんな出船送りのイベントも今年はどうなるのか。。。 旬がなくなるとの心配や供給過剰の危惧も聞かれますね camera

昨年の全国のサンマ水揚げ実績がまとまって、数量で119,930トン、金額で225億2500万円となった模様。 数量では前年比55%増、金額では5%増と、漁獲数量がいかに多かったのかがわかる icon14

そのうち気仙沼では17,281トンと前年比79%の増加となり、金額は28憶9500万円と36%もの増加となりました。 本州では大船渡に次ぐ二番目の実績。 ちなみに全国1位は花咲港の41,616トン、86憶4000万円。 サンマの漁場にもっとも近い北海道の港だけに、この1位は動かしようがありません icon12

今年からおこなわれる5月解禁によるサンマ漁が、どのような結果をもたらすのか。 国際的な漁獲競争の中で日本漁船の真価が試される年になりそうですね。 いまはオフシーズンで気仙沼港に係船中のサンマ漁船が動き出すのも今年は早いのでしょう。 ドックや艤装などで春先から港が賑わいそうです face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:39

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2018年のサンマ水揚げ集計