勝栄丸2隻がラスパルマスに同時寄港!

勝倉漁業株式会社

2019年09月24日 16:58


北大西洋での遠洋まぐろ延縄漁業の補給基地港となっているのが、アフリカ西岸のモロッコ沖に浮かぶ島、スペイン・カナリア諸島のラスパルマスです。 多くの日本漁船が入港し利用する港ですね

とくにこの時期は、北東大西洋アイルランド沖でのクロマグロ漁が始まる前の最終補給、準備や休養などを兼ねて、中部大西洋などのメバチマグロ漁場から続々と日本のマグロ船が集結するんです

今年5月末に新潟造船で竣工し、新船初航海へと気仙沼を7月に出航した第127勝栄丸は、太平洋を横断しパナマ運河を抜けカリブ海を経由し大西洋漁場にてメバチマグロ漁をおこなってきて、そして第1勝栄丸はラスパルマスを出港後に中部大西洋の漁場着で、二隻並ぶようにしての操業でした

今シーズンのすべり出しも順調な両船のまぐろ漁。 その中部大西洋での操業をいったん切り上げて、クロマグロ漁へ向かうべくスペイン国旗を掲揚して二隻同時にラスパルマスへの寄港となりました

勝倉漁業からも営業部長が空路渡航しての入港船のアテンド。 燃料補給や食料積込み、そして超低温冷凍コンテナへの漁獲物の転載なども予定されています。 両船の皆さん本当にお疲れさまです

今週はかなり多くのマグロ船の入港が重なるので、現地代理店のスタッフや日本から出張している日かつ協同の職員も大忙しでの対応になるかと思いますが、予定通りに出港できるよう、さまざまな段取りや手配などどうぞ宜しくお願い致します。 ラスパルマスはいまの時期がいちばん混み合いますよね

今回は新船建造から初めてのラスパルマス入港となる第127勝栄丸。 社船の第1勝栄丸とともに、ラスパルマスでの滞在時間をできるだけ有意義に使ってもらいたいと思います。 久しぶりにスペイン料理とワインなどを楽しむ時間もあるでしょうから、営業部長にたっぷりとごちそうになって下さい

北東大西洋クロマグロ漁直前の最終補給入港。 乗組員の皆さん、引き続きよろしくお願いします