最高品質の戻りガツオになってきた!

勝倉漁業株式会社

2019年11月05日 09:47


日本中が三連休となった11月の初めですが、カツオやさんまが盛漁期を迎えているため2日(土)と4日(月)は開市での水揚げ対応となった気仙沼魚市場です。 清水から戻って早々のお仕事でした

祝日や日曜日などを開市対応して、沖合での操業に奮闘する各船の水揚げに対応するのも、今年はほぼこれで終わり。 あとはほとんどカレンダー通りの休市となりますので宜しくお願いします

きのうは文化の日の振替休日でしたが開市対応したこともあって、カツオ船が9隻の入港で約60トン、サンマ船が1隻で105トン、旋網船によるイナダやイワシの水揚げ、そして近海延縄船など、盛漁期という事もあって広い魚市場の岸壁がさまざまな漁船の入港や水揚げで早朝から埋め尽くされました



約1週間の操業を終え88佐賀明神丸さんが約10日ぶりくらいに帰港。 船頭さんにお話を伺うと、東経157度まで魚群を追って探索してきたんですって。 乗組員の皆さんも本当にご苦労様でした

北海道・青森沖の北側の海域で漁獲し、水温も低く、魚体にしっかりと脂ののった「戻りガツオ」。 漁場が遠いのでさすがに前日漁獲の「新口」という訳にはいきませんが、最高品質のカツオだと思います

ほかの船のサンプルもチェックしましたが、どれもこれも甲乙つけがたいほどに、どれをとっても素晴らしいものばかり。 こんなに脂ののったカツオは近年珍しいです。 食べたらおいしいでしょうね

もうすでに10隻ほどのカツオ船が北の漁場を切り上げて南下していきましたが、勝倉漁業の関係船はこの戻りガツオが釣れているうちは頑張るって言ってくれているので、気を付けて頑張ってほしいと思います。 品質も最高、単価も高値圏で推移している「戻りガツオ」は、いまがまさに食べごろだと思いますよ