テレビ会議利用の遠洋まぐろ漁業界

勝倉漁業株式会社

2020年03月25日 09:24


新型コロナウィルスの感染拡大を受け、遠洋マグロ漁船の運航にかかわる世界の各国・各港などにおいても日々刻々とその状況が変わってきて、次々と更なる規制強化の方向に動いてきています

この週末は春分の日ということもあって、三連休となった方も多いと思いますが、勝倉漁業では担当者と時間を合わせて会社に集まってのミーティング。 それぞれの情報の共有から会議が始まって

こうして世界中の国々が厳戒態勢をとって、渡航制限や入国規制、港での乗下船禁止や入港の制限などをおこなう状況になってくると、船舶の運航に大きな影響が生じてきます。 ほんとうに困った問題

気仙沼の遠洋漁業者で組織する北かつ組合においてもその所属船の運航管理やサポートなど、いろいろと情報を交換しながら進めていて、北かつの会議室の世界地図には所属船の活動状況を示すマグネットがたくさん並ぶ様子を見ながら、北かつ組合の理事会でもさまざまな問題点を協議しました

いま遠洋まぐろ漁業界では、国内で予定されているあらゆる会合や会議の延期や、テレビ会議システムを使ったものになったりと、国内を移動せず、一堂に会すことないような配慮がとられてきています

この3月から4月にかけての大きな会議はすべてテレビ会議になって、北かつ組合と東京、そして日本各地をネットワークでつないでの会合。 そのために北かつ組合に70インチのモニターが設置されていて、今回初めてテレビ会議を経験しましたが、話しにくさはありますがまあなんとかなるもんですね

私たちだけじゃなく、日本全国の企業がすべて出張の自粛であったり、こうしたテレビ会議システムを使っての会議だったりと、まあ効率的と言っちゃ効率的ではあるけれど、やはり顔を合わせて、じっくりと議論をおこないたいものです。 こうした緊急事態・厳戒態勢下ではまあしょうがないとあきらめましょう