清水港で第1勝栄丸のマグロ水揚げ

勝倉漁業株式会社

2020年05月29日 10:55


先日までの雨模様の寒さから一変、夏のような気温となってきました。 気仙沼でも近海かつお船によるびんちょうの水揚げが本格化して、すでに10億円以上の水揚げと、この調子で行ってほしいです

新型コロナウィルスの世界的な感染拡大によって、ラスパルマスやケープタウンなど海外基地としての機能が十分に機能しない状況にある中、各漁場から続々と日本に戻ってくる勝栄丸船団。 先日おこなわれた127勝栄丸の水揚げに続き、第1勝栄丸のマグロの水揚げを清水港でおこなってきました

気仙沼から片道約8時間、今回もひとりで運転しての長距離移動。 何度目かの車での移動なので、だんだん慣れてきた感はありますが、やっぱ片道650㎞はちょっと遠い。 それでもまだ新型コロナがなくなったわけではないので、感染リスクを避けて今年いっぱいくらいはこのようなスタイルになるかも


清水港に到着すると、天気予報どおりのいい天候に恵まれて、朝から気温がぐんぐんと上昇して、日中は30度越えの真夏日に。 大西洋で漁獲したクロマグロやメバチマグロなど、船内荷役の手際のよい作業でスムーズに水揚げが進んでいって、陸側の作業が追い付かないほど。 さすがです!

大西洋クロマグロの水揚げ立ち合いには水産庁の駐在官が数名、そしてクロマグロに装着テストしているICタグの作動確認に、タグ事業にかかわっている会社や団体の皆さんがお越しになっていました

水揚げ待ちで数日間、気仙沼で待機しての清水回航。 そして水揚げ後にはまた気仙沼に戻る航程。 清水港の冷蔵庫事情など、いろいろと検討し計画してきましたが、予定通りに水揚げが終わってよかった。 清水港の関係者の皆さん、今回も本当にありがとうございました。 また次回も宜しくです