廃漁網リサイクルの進捗状況説明会

勝倉漁業株式会社

2022年06月29日 09:42


九州南部、東海、関東甲信の梅雨明けが発表された今週。 先週末から気仙沼でもすでに梅雨明けしたのではないかというような猛暑となっていて、湿度も高いものだから気温以上に暑く感じますね

それでも三陸沖の水温はまだ低いままとの情報もあって、先日までこの沖合で操業していたかつお一本釣り各船も、南側の漁場を探索しながらの操業となっていて、気仙沼への入荷状況が心配なところ

7月になれば水温の上昇も見られると思うので、まずは関係漁船の順調な漁獲を願って、気仙沼への入港を待ちたいと思います。 操業各船の航海の安全と豊漁をお祈りいたします。 頑張って下さい

そうした今週初め、気仙沼の遠洋まぐろ船・各社が協力しておこなっているamu(株)との廃漁網・ナイロンテグスリサイクルの進捗状況についての説明会があり、北かつ組合のメンバーが集まりました

amu(株)の加藤代表は、気仙沼に移り住んで昨年に起業。 NHKのBSP「いいいじゅー」っていう番組の取材班が加藤代表に密着取材していて、北かつ組合での説明会もTVカメラを入れてとなりました。 説明会が始まる前の時間帯には、私もインタビューを受けて、事業へのコメントを求められました

昨年12月の北かつ組合理事会にてamu(株)への全面的な協力を決定して以来、組合所属船が帰港した際などに使えなくなった幹縄ナイロンテグスなどを陸揚げ集荷、かなりの数量が提供されています

説明会の中では加藤代表の将来ビジョンや具体的な今後の取組み計画なども披露され、意見交換では参加した北かつ組合員からもさまざまな意見や質問と共にこの事業への大きな期待も伝えられて

漁具リサイクルの先駆者として事業を開始したばかりのamu(株)。 新聞やテレビなど様々なメディアからの取材も多い中で、今後半年、1年のなかでは具体的な成果も求められてくると思うので、理想を高くもって自分の進む道を信じて着実に実績を積み上げていってほしいなと思います。 お疲れさまでした

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