123勝栄丸が海上試運転へと出港

どんよりとした曇り空の月末となった気仙沼港です。　時折ぱらぱらと小雨が降って、ちょっと肌寒さも感じますが、これくらいの気温がちょうどいい感じがします。　いまにも雨が降り出しそうな空模様です

今日あすは三陸沖が時化模様のため、昨日入港し水揚げをおこなった一本釣り各船は、魚市場の岸壁などに係船して泊りとなっていて、早朝に餌場で活餌を補給して戻ってくる光景も見られました

そうしたことから今週半ばの生鮮かつおの水揚げはほとんどないのではないかと思われ、先週から始まった生鮮かつおの水揚げでの賑わいも小休止といったところ。　時化明けの漁模様に期待です


そうしたなか、6月6日の出港を目指して船体や機器類の整備をおこなってきた123勝栄丸の工事もほぼ終わり、週末からの仕込み作業に向けて岸壁シフトをおこなうついでに海上試運転となりました

朝8時の集合時間前には乗組員と関係者が集合。　メインエンジンと発電機が稼働し、各部チェックしながら試運転への出港体制に。　あゆみ板ともやい綱が外されて、ゆっくりとアンカーを巻き上げて

塗装業者の作業艇が本船の離岸をサポート。　両側に係船中のサンマ船にあたらないように注意しながら、取引先関係者が見守る中で海上試運転に向け出港しました。　雨が降らずによかったですね

数時間の海上試運転を終えるとまた気仙沼港内に戻ってくる本船。　出港までは商港岸壁の2番バースに横付けする事になりますので、取引先関係者の皆さんには、引続き対応の程よろしくお願いします

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