海からの復興シンポジウム

勝倉漁業株式会社

2011年08月26日 11:03



シンポジウム「海と共に生きる」~大震災からの復興を目指して~が仙台市駅前のホテルを会場におこなわれました。

5名の方からの基調講演
とくに、北川フラムさんの瀬戸内海での取り組みの紹介にははすばらしいと思いましたね。

これまで閉ざされ捨てられ忘れ去られてきた瀬戸内の島々を、活気ある人の集まる土地に変貌させた活動には感心しました。いまでは世界中から年間90万人を超える方々が訪れ、島が沈んじゃうんじゃないか? と地元の人が心配するほどの観光客だそうです。

地域の復興はその土地本来の資源・資産を明らかにすることからはじまるそうです。気仙沼の資源・資産はなにか・・・考えさせられます。

シンポジウムでは河北新報社論説委員の鈴木素雄さんがコーディネーターをつとめ、パネラーに石巻魚市場須能社長、ヤマニシ前田社長、気仙沼の高橋工業社長、JR東日本鎌田さん、宮城県土木部の佐藤さんがそれぞれの立場から復興に向けての意見発表を行いました

 須能社長
 前田社長
 高橋社長
 佐藤さんと鎌田さん

震災以降、宮城県から1万人を越える人々が離れたそうです。
雇用の問題が深刻なようですね。いまだに復旧にも至っていない状況で、いかにして仕事を続けていくかという深刻な話もありました。

働く場がないことを悲嘆するのではなく、働く場が無ければ会社をおこし自ら仕事をつくれ!との激も

いま被災地に必要なのは、やる気、前向き、そしてアイデアですね。