村井知事と紙上トーク
きのう12月4日の河北新報12面に、村井宮城県知事との紙上トークが掲載されました。
https://www.sugarsync.com/pf/D6802770_656_859484155
今回の企画 「震災復興 ふるさと宮城・将来像を語る-村井知事と紙上トーク」では、いろいろな分野の方々から震災復興に向けた意見をとりあげ、それに対しての村井知事からのメッセージを掲載するというもの
河北新報さんからお話しをいただいて、これからの気仙沼の産業復興や街づくりなどについてお話しました。
気仙沼は県内でも地理的にハンディキャップがありながら、水産業を中心として、観光とあわせ車の両輪として発展してきた港町です。これからの気仙沼の復興を考えたとき、『海からの復興』という視点を抜きに、気仙沼の復興はありえないというお話をしました。
気仙沼港にこれまで以上に多くの船があつまり、それをとりまく関連企業が水産加工場が冷蔵庫が多く誘致されるような環境を一日も早く整えなければなりません。ここに住む人たち・集まってくる企業に対しての何らかの優遇措置も必要でしょう。
気仙沼が復興の象徴になるような 特区 の創設を要望しました。
観光面では、これまでの統一感のない港町ではなく、景観条例などを制定して、観光地気仙沼として魅力ある町に、国際的に通用するような魅力ある港町を造っていく必要があると思います。
壊滅的な被害を受けた気仙沼の復旧・復興はまだまだ時間がかかります。まったく先の見えない中で、県民・市民にたいして夢のある将来像を示すことも行政の重要な仕事ではないかと思います。