品質管理の講習会

勝倉漁業株式会社

2013年07月08日 15:00


先日、新船初航海に出港する勝倉漁業・第123勝栄丸の船内にて、乗組員と勝倉漁業スタッフでの品質管理の講習会をおこないました。 ちょっと遅くなりましたが、勝栄丸ブログでお知らせしたいと思います

この新造船は、大日本水産会・海洋水産システム協会がとりまとめた「生産段階品質ガイドライン」に基づいて計画された日本で初めての遠洋まぐろ漁船。今回はその基となる冊子を資料にして、漁獲物の品質・衛生管理の講習会となりました

これから洋上での操業で、この品質管理を実践していく乗組員のみなさんも、真剣な表情です


このガイドラインに書かれていることは、特別な事ではなくて、ごく当たり前のことが中心。

作業環境をきれいに保つとか、有害物質などを別な区画で管理するだとか、漁獲物の冷凍・保冷温度の目安だとか、乗組員の健康・衛生管理など。 設備的な面は新造船ですべて対応ずみなので、ソフト面の確認が主でした


衛生講習とあわせ、毎航海出漁前におこなっている漁獲物の処理と冷凍の講習も行いました。

勝倉漁業オリジナルのマニュアルを使っての講習。 まずは日本人船員がその内容を頭に入れて、インドネシア船員に対しても指導していかなければなりません。 自信を持って日本市場にそして世界の市場に供給していくために、極めていかなければならないところ

これからもこうした講習会を継続してより上の品質を目指していきたいと思います


生産段階品質管理ガイドライン(遠洋まぐろ延縄漁業編) はこちらでダウンロードできます
http://qc.suisankai.or.jp/seisanndannkai/maguro.pdf