造船団地が欲しいな

勝倉漁業株式会社

2014年05月24日 14:01


新船初航海から先日帰港し、気仙沼の木戸浦造船での上架工事が始まった123勝栄丸

船体の周囲にはアルミ製のしっかりとした足場が組まれ、船体外側の塗装補修に向けてのスタンバイが完了。 新船建造時の施工がよかった為でしょうか、長期航海を終えた本船の船底塗装の状態がものすごくきれいで一安心。 船体を保護するアルミ板もいい感じに効いています。 もちろんすべて新替えです


かつて気仙沼の造船所では、簡易な木板の足場を使っていましたが、安全面に配慮しろとの指導が入り、すべて今のような足場に切り替わりました。 この足場がすごく高いんですよねえ。 ここが気仙沼のドックのネックですかね  こういうのを見ると、はやく新しい造船団地ができないかなあと思います

船台自体もものすごく短くなっているので、船尾側の足場は海の中に設置。
400トンクラスの遠洋まぐろ船の船尾は、ギリギリ水に浸からなくてすむ感じです

それでも、船尾の塗装などをおこなう業者さんは、胸まで海に使っての作業になってしまうので、ほんと大変だと思いますけど、十分に気を付けて慎重に工事をすすめていただきたいですね